次回予告集(もっけ)1

第二話への予告
妹「ねぇねぇお姉ちゃん、今度クラスの自由研究が、町の新聞に取り上げられるかもしれないんだぁ」
姉「え? でも瑞生勉強とか?」
妹「だいじょぶだいじょぶ、強力な助っ人がいんだから!」
姉「助っ人って、その肩に乗ってモノの事だよね?」
妹「そう! こいつが居れば百人力だよ! こいつホントにいい奴なんだ、私の大切な友達」
姉「友達って・・・」
妹「次回、ナガレイズナ」
姉「また、この場所で」
姉妹「「お遭いしましょう」」


第三話への予告
姉「ハァ…」
妹「どうしたのお姉ちゃん? 元気ないねぇ」
姉「アキのお兄さんが、受験勉強で大変なのよ」
妹「受験? ぁはは、あたしなんか、いつもテストのときは勘だよ勘! ソレが結構いい点取れ」
姉「なかなかそう簡単には行かないんだ」
妹「ぁ、ちょ…ちょっとお姉ちゃん…で、何かしよっての? 大丈夫? 次回」
姉妹「「オクリモノ」」
妹「だから、テストは山勘が一番だって!」
姉「まだ言ってるぅ」


第四話への予告
妹「あっはははははは、おかし はははははは」
姉「ね、ねぇ何がそんなにおかしいの?」
妹「それがさぁ聞いてよハァ…ぁ? 何で笑ってたんだっけ?」
姉「えぇ!? もう大丈夫? 瑞樹ったら…」
妹「あぁ、ぁは、はぁ、あれ? 何か…笑えなくなっちゃった見たい」
姉「冗談はやめなって、怒るよもう」
妹「次回」
姉「ワライヤミ」
妹「ねぇお姉ちゃん、笑うってどうやるんだっけ?」


第五話への予告
妹「あ〜あ、雨早くやんでくんないかなぁ?」
姉「ちょ、ちょっと瑞生、軽々しくそんなお願いしないでよぉ」
妹「どうして?」
姉「クラスメートの高梨君がしばらく雨でいいって」
妹「ぅう?」
姉「でも、扶美ちゃんは晴れが良いって言ってたなぁ」
妹「はぁ? もうおねちゃんったらどっちなのよう?」
姉妹「「次回、ヒヨリモウシ」」
姉「雨が良いかぁ? 晴れが良いかなぁ?」
妹「はぁ、出たよお姉ちゃんのどっちつかず、考え出したら長いんだよねぇ」


第六話への予告
妹「ラッキー! この子って幸運を運んでくれるみたい!」
姉「この子って、その白いフワフワしたモノ?」
妹「そう! ケサランパサランて言うんだよ! あ! 今度お母さん達にも教えてあげよう!!」
姉「でも、お母さんそういうの嫌いだったんじゃ…」
妹「ぅゎ! そうだった…ハァ…困ったなぁ…」
姉「次回」
妹「ケサランパサラン、お母さんたちには会いたいけど、この子の事は…う〜ん、難しいなぁ…悩み多き年頃だようぉ」
姉「年頃だよって瑞生」


第七話への予告
妹「うわーめっきり寒くなってきたねー、あれ? お姉ちゃん何編んでるの?」
姉「んー? マフラーだけどぉ」
妹「素敵じゃん! ねね、今度あたしにも作ってよ!」
姉「て瑞生! 首になんか巻かれてるよ!?」
妹「えぇ! マジィ!?」
姉妹「「次回、ジャタイ」」
妹「はぁ…今度も大変そうだなぁ、たまにはミケさんとコタツでマッタリしたいよぉ…て、ねェ、聞いてる?」
姉「ここをこう引っ掛けてぇ、っと」
妹「お姉ちゃん?」


第八話への予告
妹「やたー!! 修学旅行だー!!」
姉「着替えに歯磨きシャンプーセット、きちんとつめた?」
妹「もうぉバッチリ! さぁ一杯楽しむぞぉ」
姉「でも大丈夫かなぁ? 私たちと離れて、泊まりで出かけるなんてぇ初めてでしょ?」
妹「うぁ! …言われてみたらぁ…どうしよう」
姉妹「次回、ヤマウバ」」
妹「不安だなぁ…」
姉「私のときは、一杯美味しい料理食べたなぁ」
妹「ホント! よーし! 私もたくさん食べるぞー!!」
姉「瑞生って単純…」


第九話への予告
妹「お姉ちゃん、遊ぼうよ…てまた本?」
姉「うん佐保さんに借りたの、明後日までに読んで返さないと」
妹「えぇ!? そんなに沢山!!」
姉妹「「次回、エンエンラ」」
妹「もぉーおねえちゃんは読書ばっかりで暗いよ、そうだ、そんな時は! 皆きびきびキビダンゴ!!」
姉「ぁっなに? それ?」
妹「今クラスではやってる標語、さぁお姉ちゃんも一緒に! 皆きびきびキビダンゴ!」
姉妹「「皆きびきびキビダンゴ、皆きびきびキビダンゴ、皆きびきびキビダンゴ、」」
妹        「さて、次回のタイトルはなんだったでしょう?」


第十話への予告
姉「季節の変わり目って、モノが増えて困るよねー」
妹「はっはっは! でも私は大丈夫!」
姉「何よその自身は? まさか瑞生またぁ!?」
妹「そう! でも今度こそ! 今度こそ頼りになる奴なの、こいつが居ればもうどんなモノがきても全然オッケー!!」
姉妹「「次回、カマイタチ」」
姉「でもぉホントに大丈夫?」
妹「ぃひーだーいじょぶだってぇ」
姉「あ、お爺ちゃんお帰りー」
妹「ひー!!」


第十一話への予告
妹「うわーい! もう直ぐお正月だー!」
姉「楽しみだねー」
妹「うん! お正月にはさ、おせち料理食べてぇ、お雑煮食べてぇ」
姉「食べてばっかりだねぇ」
妹「んふー、そして、忘れちゃいけないのが、お・と・し・だ・ま」
姉妹「「次回、ダイマナコ」」
姉「そしてもう一つ忘れちゃいけないのが、冬休みの宿題だねー瑞生ー」
妹「はぁーもぅ、一気に気が重くなったよー」


第十二話への予告
妹「大ニュース! 今度学校で凧揚げ大会があるんだよ!!」
姉「得意分野だもんね、頑張ってね」
妹「うん! それまでに広場でたーっぷり練習するんだ」
姉「広場って、あの橋渡るの? あそこは止めたほうが良いよ絶対に」
妹「えぇ? 居るの? あそこに!?」
姉妹「「次回、マジモノ」」
妹「優勝したいなー、ところで夕ご飯はカレーにしてくれた?」
姉「ごめーん、お刺身が安かったからさ、タコの」
妹「て寒いよぉ」
姉「ちゃんちゃん」