次回予告集(もっけ)2

第十三話への予告
姉「最近学校に変な人が居るんだ」
妹「変て?」
姉「急に声をかけてきてね」
妹「んふ、ソレってナンパじゃないの? 相変わらず男泣かせだねーこのこのー」
姉「違うよ! でね、その人の肩には、モノが憑いてるんだよ」
妹「モノ?」
姉妹「「次回、マメオトコ」」
妹「おじいちゃんに相談するしか…」
姉「ソレがね、おじいちゃんテレてちゃんと教えてくれないんだぁ」
妹「えぇ? 何でテレてるの?」
姉「次回、マメオトコ」
妹「それはもう言った」


第十四話への予告
妹「見て見てーきれいな桜だよー!」
姉「ほんとだー…って何ぃその棒は?」
妹「へっへっへぇ、これはね、私に力を与えてくれる魔法の杖だよぉ!」
姉「そんなの持ってると、またお爺ちゃんにぃ」
妹「チチンプイプイ! いつも口うるさいお姉ちゃん、ミケさんになーれー!
姉「ニャー!! ニャニャニャ!!」
妹「ねー凄いでしょぉ、じゃぁお姉ちゃん、次回のタイトルどーぞー」
姉「ニャニャン、ニャニャニャニャニャ」
妹「て全然分からないや、次回はツエザクラ、お楽しみに」


第十五話への予告
姉「瑞生ー日曜だからって寝すぎだよー」
妹「この時期ついつい二度寝しちゃうんだよね」
姉「もー布団に包まったまんまで、それじゃまるでミノムシだよぉ」
妹「え!? お姉ちゃん、今なんて言ったの!?」
姉「…まるで、ミノムシ…」
妹「偶ぅ然! 次回のタイトルは、ミノムシなんだ!」
姉「本当!? ミノムシってことは、本格妖怪アニメから、本格昆虫アニメになっちゃうのかな?」
妹「なわけ無いでしょ!」
姉「ちゃんちゃん」


第十六話への予告
姉「次回タイトルソラバヤシで、あいうえお作文いくよー」
妹「オッケイ!」
姉「ソラバヤシのソ。ソーっと音楽準備室を覗いてみたらぁ」
妹「ソラバヤシのラ。ラララーと素敵な」
姉「ソラバヤシのバ。バん奏が流れてきてぇ」
妹「ソラバヤシのヤ! ヤさしい気持ちに包まれて、さ、お姉ちゃんソラバヤシのシぃでオチどうぞ」
姉「え? オチってぇ」
妹「さぁ、ドッカーンて笑がくるようなやつをぉ」
姉「シ、シィ…シ回もお楽しみにー」
妹「次回でしょ」


第十七話への予告
妹「次回タイトル、スダマガエシであいうえお作文いくよぉ!」
姉「今回こそ上手くやるよ!」
妹「スダマガエシのス! ス敵なご神木だと思ってぇ」
姉「スダマガエシのダ。ダンダン近づいてみたら」
妹「あぁいい調子、スダマガエシのマ! マタマタ憑かれちゃってぇ」
姉「スダマガエシのガ。ガングロな犬が出てきて」
妹「エぇ! ガングロって、もうお姉ちゃん古いよー」
姉「シー、流せば分かんないって」
妹「ぃゃ無理でしょ」
姉「次回もお楽しみに!」
妹「あ、ホントに流した」


第十八話への予告
妹「わーいわーい、お出かけお出かけぇ! 今度はおじいちゃんも一緒だからあんしーん!!」
姉「もう車の中ではしゃがないでよ」
妹「だって嬉しいんだもーん!」
姉「少し静かにしなさい」
妹「ぅぇちょちょ痛いよ、っもう!」
姉「そんなに強くやってないでっしょ!!」
妹「そんなに強くやってないでしょ!!」
姉「痛いって!」
妹「お姉ちゃんこそ! …え? なに? お爺ちゃん?」
姉「お前等バタバタうるさいって」
妹「ごめんなさーい、次回もお楽しみにー」
姉「痛たたた、そう言いながら抓んないでよ」


第十九話への予告
妹「お姉ちゃん骨折しちゃったー…」
姉「だーかーらー」
妹「分かーってるって、あいつにも言われたからさ、負ケナイ精神力ヲ持テ、って」
姉「えーそんなんじゃなかったよー、負ケナイ精神力ヲ持テ」
妹「似てないよ、ムァケナイ」
姉「違うって! え? 何おじいちゃん?」
妹「言い合いしてないで、とっとと次回タイトル言え?」
姉「そっか、ジカイめくらべ」
妹「似ぃてない、ZIKAI,MEKURABE」
姉「ちぃがうよ、JIKAI,MEKURAVE」
妹「て誰の真似?」


第二十話への予告
姉「次回タイトル、カミナリガリで、あいうえお作文行くよー」
妹「おーぅ!! カミナリガリのっカぁ! カぁと暑くてぇ」
姉「カミナリガリのミぃ、ミンミンゼミの鳴いている夏の日にぃ」
妹「カミナリガリのナぁ! ナか原さんって言うお兄さんがぁ?」
姉「カミナリガリのリ、リ由も言わずに落ちこんでいてぇ」
妹「カミナリガリのガ! ガリガリと町のブドウが何物かに食べ散らかされていているのを聞いてはいお姉ちゃんラストバッチリ決めちゃって頂戴!」
姉「カミナリガリのリ、リ? リ由を求めてイケメンのお兄さんがあてのない冒険の旅にでるぅ?」
妹「てぇちょっと違うんじゃない?」
姉「次回もお楽しみにぃ!!」


第二十一話への予告
姉「次回テオイモノ、お楽しみに、ねぇねぇ瑞生、良く似合ってるじゃ無いその柔道着……あら? リアクション無いの?」
妹「しばしお静かに願えませんか静流どの」
姉「静流どの?」
妹「拙者ただ今精神ちゅうちゅうちゅにて」
姉「っぷ、精神ちゅうちゅうちゅうって、しかも噛んでるし、あはははは」
妹「ちぇいすとー!」
姉「ぅぇ! 何よいきなり!? いったぁ、これじゃ私がテオイモノだよぉ」
妹「その駄洒落、ちぇいすとー!!」
姉「ん゛! ぅえ、おだのしみ゛に…」


第二十二話への予告
妹「またまた次回タイトルで、あいうえお作文行ってみよー!」
姉「好きだねー瑞生ー」
妹「イナバヤマのイ、イなくなったミケさんがー」
姉「イナバヤマのナ、ナかなか帰ってこなくて」
妹「何か上手く行ってるじゃん、イナバヤマのバ、ぉバーちゃんが作ってくれた短冊を置いたら」
姉「イナバヤマのヤ、ヤまから戻ってきた」
妹「終わっちゃったよ。やばいよ、マが残ってるもん」
姉「んマ マぁ…マタタビが好きなミケさん」
妹「マた流そうとしてる」
姉「マぁマぁ…マたこの場所でお会いしましょう」
妹「ファ、ファン」


第二十三話への予告
妹「突然ですが! 三択クイズです!!」
姉「難しくしないでよぉ」
妹「じゃぁ行くよ、バァラン、問題! 次回のタイトルはぁ?
   1番:イチサン。
   2番:ニイサン。
   3番:サンサン。 
  さぁどれ!? チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ チ」
姉「数字が付くタイトルなんだね? う〜ん分かんない…こうなったら好きな番号で2番の、ニイサン!」
妹「ブー」
姉「1番?」
妹「ブー」
姉「さんばん」
妹「ブブー。正解は6番のロクサンでしたぁ」
姉「え? 6番の? ロクサン?」
妹「次回もお楽しみにー」
姉「え? ロクバン!?」


最終話への予告
妹「お姉ちゃん覚えてる? お婆ちゃんと秋祭りに行ったこと」
姉「うん、覚えてる」
妹「一緒に金魚すくいしたり、ワタアメ食べたり、トンボ追いかけたり。楽しかった」
姉「楽しかったねぇ」
妹「ぅん、もう会えないのかな? お婆ちゃん……会いたいなぁ、もう一度お婆ちゃんに」