ネット中毒の世界へようこそ

「インターネット症候群」という言葉があります。
誰でも一度は必ず通る道です。
ネットで調べたら、こんなにありました。


【ダウンロード依存症 】
 P2Pソフトなどを多用し、回線速度をギリギリまで利用してデータをダウンロードすることに生きがいを見出す、危険な病気。大容量ハードディスクやバックアップメディアで武装された高機能PCを標準装備しており、学生よりも社会人に感染者が多い。重病者になると、24時間体制で不法ファイルやアダルト動画をコレクションしている。
反対に、アップロード依存症がある。
「注目を浴びたい」「自分の能力の証明」など、社会的承認欲求を満たしたい病気。
女より男が多い。


アフィリエイト守銭奴
 楽にして儲けられると砂糖より甘い夢を抱いて、ウェブやブログにあちこち貼付ける病気。
重症になると、他人ブログのコメントや掲示板などアフィリエイトを貼付け、閲覧者から顰蹙を買う。
閲覧者の98パーセントは、アフィリエイトリンクを踏まない、むしろ避けている。
実際は、楽にして儲かるというより、広告を配信してる業者がおいしい思いをしてる。
現実をみると、70パーセント超は無収入か1000円未満の収入のデータがある。


デイトレート中毒】
 株をやってる個人投資家がかかる病気。
デイトレートとは、買った株をその日のうちに売って利鞘を稼ぐの意味。
株価の動きは、リアルタイムに見ることができるので、たったの一円の欠損が大損する場合がある。
仕事中でも、会社のパソコンと睨めっこしながら株価の動きを確認しなければ落ち着かない病気。
ひどくなると、電話が鳴っても気づかないほど熱心に見つめる。
しかし、会社のパソコンで株取引は原則禁止する会社が多い。
懲戒免職を食らってクビになるので、お先が真っ暗になる恐ろしい病気。


【ケータイ依存症】
 圏外エリアでは落ち着かなくなり、圏内エリアに戻ったらメールや電話の着信のチェックする病気。
ひどくなると、ケータイを手放せなくなりトイレやお風呂まで持ち込む。
 また、メール着信したあと10分以内で返信するのは基本中の基本。
ケータイメールに絵文字や当て字を使いたがる人は愚痴がメインなので覚悟したほうがいい。
女が多い病気。


【自閉型RSS強迫観念】
 RSSで更新が告知されたWebサイトは、チェックしないと気が済まないという症状。
未読が数件たまるだけでイライラする。
すべてのニュースに目を通さないかぎり、1日が始まらない。
「複数のRSSリーダを使い分けている」「毎週何件かは新規のRSSを登録している」などの症状が出始めたら、用心したほうがよい。


mixi中毒】
 初期症状としては、
「少しでも時間があればmixiにアクセスしてしまう」
「赤いテキストに過剰反応する」
「他人の新着日記にはコメントを残さないと我慢できない」などがあげられる。
病気が深まると、「マイミク増加型」「コミュニティ増殖型」「コメント巡回型」などの特異症状に分化する。
男より女が多く感染する。


【ブログ失調症】
 ブログ運営者がかかりがちな疾患の一つで、「目にするものすべてをネタにしなければ気が済まない」という病気。
ネタがないときには、自身や家族をネタにするなどの自虐的な行動を取ることもある。
「ファンを大切にせねば」という強迫観念と矜持(きょうじ)が異常に強く、発病すると、家族や友人にとってかなり迷惑な存在となる。


掲示板型ストレス障害
 インターネット症候群の中でも、比較的低年齢から感染する病。
水を得た魚のように、巨大掲示板に自己表現の場を求める。
なお、行き過ぎるとあちこちの掲示板でたたかれることになるが、
たたかれているうちに、自己の守備力が向上する「自虐タイプ」と、戦闘力が向上する「好戦タイプ」とに分かれる。
社会人の感染者は、自覚症状があってもほとんど他言することがないため、正確な感染者数は謎につつまれている。


ネカマ性同一性障害
 メッセンジャーやチャット、掲示板、SNS、ブログなど、あらゆる局面で男女双方のキャラクターを使い分け、
己の性別が不確かになる病気。
本来の性同一性障害精神疾患の一種だが、ネカマ性同一性障害の場合は、おもしろ半分でキャラクターを作る患者も多い。
ネカマ(ネットおかま)に変身すれば、上手に女性に近づけるのではないかという下心から感染する患者もいる。


【オークション型慢性疲労
 早朝でも深夜でも、ネットオークションで気になる商品を落札するのに余念がなく、慢性的に疲労がたまる病気。
「スナイピング」と言われる、ラスト数分の攻防に命をかけている。
なお、出品型の症状の場合は、経済的な利益をもたらす場合が多く、家族にも好評だ。


【ネットゲーム強迫症
 ゲームのことが気になって、勉強も食事も手に付かなくなる病気。
複数のキャラをきっちり使い分けて、自分の存在感を出すなどの特技を持っている。
主に中高生がかかりやすいが、大人になってから旦那さんが感染すると、奥さんが出会い系サイトに逃避してしまったりする場合もあるので、注意が必要。


【出会い系猿】
 何度だまされても学習できず、次のアタックをしてしまう不治の病。
無料の掲示板にいるつもりが、いつの間にかクレジットカードで膨大な金額を支払っているという例も多い。
金銭的なダメージはかなり強烈で、家族に1人でも感染者がいると、家庭崩壊を招きかねない。


【ネットショップ浪費癖】
 衣類、食物、家具、文房具、PCやパーツ類、書籍やDVDなど、ありとあらゆるものをネット上で買ってしまう病気。
近所に安売りしているスーパーがあるのに、出不精なのか趣味なのか、わざわざネット上で買物をする。
ネットをフル活用して生活を豊かにしているつもりが、実は送料で家計を圧迫している。


ウィキペディア中毒者】
 人より優越感を得たいために、熱心に執筆、編集する病気。
カゼネタなど嘘の情報を流すので、始末に悪い。
なので、記載されてる情報は100パーセント信用しない方がいい。
仕事や試験、重要なレポートなど利用するときには、必ず裏を取るようにしなければいけない。


Google依存症】
 調べ物はすべてGoogleで探す病気。
名刺交換した初対面の人の名前を家に帰ってgoogle
ゲームで行き詰れば攻略法をgoogle
もちろんわからない英単語はgoogle
TVショッピングの商品の評判もgoogle
本を新しく買うきっかけが「ダ・ヴィンチ」じゃなくてgoogleして見っけた書評ブログ。


【教えたがり症候群】
 質問内容を読むまで知りもしなかった不具合内容でも質問者に変わってWebを検索しまくりなんとか回答を提供するという症状。


【アンテナ中毒】
 慢性的にアンテナをチェック&リロードしないではいられなくなり、仕事や生活に悪い影響を及ぼしてしまう病気。